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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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音楽的ともいうべき時間的リズムの力動性が支配的となる。

下図、2013/7/26・第65回毎日書道展(六本木・国立新美術館)にて、可比丹作・立体象書作品「HORE」・「望」字の右側面の象(かたち)、、、を、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、昨日からのつづき、

―書を書くことと絵を描くこと― p.238に、
、、、であるから、当然、書は、発想の起源を内に求むべき、したがって、表現的性格の一層濃厚な、抽象的芸術の一つであり、また、合成的ならざる、単一なる線の運動を骨子とする造形芸術ということになる。したがってそこでは、連続的な線(ただしこの線は外形化された線であってもよく、外形化されない内的緊張としての線でもよい)の進行を分断する色彩変化というようなことは無意味となりまた音楽的ともいうべき時間的リズムの力動性が支配的となる。、、、とある(1956年の井島勉)氏。

表現的性格の一層濃厚な抽象芸術、連続的な線、時間的リズムの力動性、この「書」とは、、、つづく

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