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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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作品の美の所在と内容とを洞察することのできる感覚と、

下図、1981年・山東省・天柱山にて撮す「鄭文公碑・上碑」の写真(縮小コピー)を「原拓」にのせる、、、下の写真に映る線刻・・・公之聴宋楽(行末5文字)、刻(凹凸)された鄭道昭の書(1500年前)を、その再表現である原拓の味わいを、下記激賞の篆・隷・草情を、書の美とは、を・・・
―北魏・永平四年(511)の刻、鄭道昭の書を包世臣は「篆の気勢あり、分隷の雅韻あり、かつ草書の情性あり」と激賞する。鄭書は、日下部鳴鶴により明治・大正にわたり日本書道に影響することすこぶる多かった。(中国書道辞典・中西慶爾・二玄社)―

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、
―書制作の主体を確認せよ― p.242に、
、、、作品の美の所在と内容とを洞察することのできる感覚と、こどもたちの生活の真実を知悉することのできる明察とをもち合わせている、よき書教師ならば、彼らの作品を、そのような制作主体の在り方を基準として評価することができるはずであるが、なお完全を期するために、制作態度そのものの真相に徴して考察する慎重さが望まれるのである。、、、と(1956年の井島勉氏)。
書制作の主体を確認・・・確立・・・確かめ・・・規準として評価・・・真相に徴して・・・と、つづく

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