忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


・・・陶印・・・

可比丹(美中)作‐「轡」・陶印(朱文)約55㎜四方
 ・7/10~ 父鄧散木を慕う 鄧國治
<幸いまだ大いに覇氣がのこっている。足は一本ないけれども、十人束になっても負けはせぬぞ>
・・・p.ⅶ.ⅷ、、、父は、その堅靭不抜の強い意志の力をたのんで、一處懸命に頑張った――右手で筆がもてなければ左手で持つ練習をし、刀をとれなければ錐でほった。この時期の作品は、ただに手の故障によって影響を受けた樣子が見られないだけではなく、かえって一すじの奇倔の氣が、筆端や印面に流れ出ているように感じられる。今回の展覧中の晩年の作品の大部分は、足を切斷し腕を病んだ以後のものであり、特に「草篆」はその風格が髙古で、、、とある-「篆刻學 鄧散木のすべて」(昭和五十九年 改訂版発行)東方書店・・・

拍手[5回]

PR