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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、旅行中に足を投げ出して読む本などではない。経典を読むように、正座して読め」、、、

―魚― 
下図、(2)”長宜子孫”‐銘雙魚紋銅洗的内底圖案・原器爲山東省諸城縣出土。
p.63、圖版39 ・西晋時期銅器及紋様
 
‐中國圖案大系‐第五巻-魏晋南北朝-張道一主編‐美工圖書社‐
・・
・あれは齋藤が何十年にわたって、心血をそそいだ萬葉集の精髄だ・・

p.378、 ‐ 齋藤茂吉との面会 ‐
、、、教室で学生が茂吉の『萬葉秀歌』を帰省の車中で詠んだということを聴いて、「
あれは齋藤が何十年にわたって、心血をそそいだ萬葉集の精髄だ。旅行中に足を投げ出して読む本などではない。経典を読むように、正座して読め」と大喝したことがある。それほど茂吉のものには敬意を表していたし、茂吉も道人に深い尊敬をはらっていた。しかし戦局がいよいよ暗くなってゆき、家財も生命も危険にさらされるような状況になったとき、ようやく両者の会見が実を結ぶこととなった。 、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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