忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


、、、ひるむことなき絶対美を求め、それを目ざして自己を絶対の場に立たせて生きるべきことを宣言したのである、、、

東博平成館展示中「クレオパトラとエジプトの王妃展」7/11~9/23
下図、‐野口シカさん‐から、息子‐野口英世‐への手紙文を背景に、
可比丹作‐「母」字‐「クレオパトラが座れなかった椅子」
2008‐ニューオータニ オカムラ ガーデンコート ショールーム
・・・美と真実の窮極地を目ざしてゆくことこそ・・・

p.372、 ‐ 法輪寺宝塔焼失と個展開催の企て ‐
、、、
萬里一條銕として胸中におさめてきた。美と真実の窮極地を目ざしてゆくことこそ至高の喜びではないかと表白しているこの木聯は、文学部のそれとともに道人の真骨頂を現わし、全霊を示している。言葉は漢語的表現であるが、その内容はギリシャ、ロマン主義、東洋的隠逸文人風なものを自己の強烈な主体性の中で打って一丸とし、自己完成を目ざす讃歌である。道人は暗澹たる戦争のさ中にあって、いかなる力をもってしてもひるむことなき絶対美を求め、それを目ざして自己を絶対の場に立たせて生きるべきことを宣言したのである、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


Copyright (C) 2009-2015
立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください。

拍手[12回]

PR