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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、また若い頃から、篆刻に趣味をもち、書の歴史に遡って篆書、金石文の造型に思いをひそませた、、、

下図、立体象書作品‐2014.9/15~9/27‐
右‐「心」.金文‐散氏盤(さんしばん)‐西周(前878~828)より‐120㎏
左‐「母」.甲骨文(左に90度回転)より‐50㎏
‐「書線」とは-切ればその断面は丸い‐筆意の造形とは‐線表現とは
・・・甲骨文、金石文の造型に思いをひそませる・・・

p.259、 ‐書境の開拓‐
、、、また若い頃から、篆刻(てんこく)に趣味をもち、書の歴史に遡って篆書、金石文の造型に思いをひそませた。毛筆が滲ませる柔軟な気分や情趣に慣れた眼には、彫刻刀やたがねなどによる周秦以前の篆書は、あらためて文字の構成や意味は何であるかを反省させる。感情や気分をまじえず、均等に延びるタテ、ヨコの線には、文字の本来の明瞭性と達意性があることを知った。この二つの書の基礎体験を踏まえながら自己の書境を拓いていった、、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
-「墨線」を-できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人-


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