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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、一人で絶頂を極めずば止まぬ克己と精進に、修行者の求道があったといってよい、、、

―魚― 
(3)畫像磚上的
p.290、・圖版282‐河南南陽漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐

p.299、 ‐宗教心‐
、、、道人は最晩年逝去の一年前に、「おれは来年は死ぬ」と予言していた。そして自ら戒名も撰しておき、「渾斎秋艸道人」と自署しており、袈裟掛けに「南無阿弥陀仏」を書いておいた。なぜ南無阿弥陀仏をえらんだか、いろいろ論議の余地はあろう。ただ道人が自らよしとして撰んだのである。美にたいしかぎりない憧憬と帰依を表わしてきた道人に、欣求浄土の心情があった。それとともに、一人で絶頂を極めずば止まぬ克己と精進に、修行者の求道があったといってよい。その両者の共存を道人は説明しなかった。ただ実現しようとしただけである、、、 ‐ 「會津八一とその 芸 術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植 田重雄・早稲田大学出版部

-「墨線」-できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人-
・・・
美にたいしかぎりない憧憬と帰依を表わしてきた道人・・・

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