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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、「秋艸しゅうそう」という言葉は、道人の打ち立てた美の世界とともに、今や日本人の心にさわやかなひびきとなったのである、、、

―魚― 
(4)畫像磚上的
p.290、・圖版282‐河南南陽漢代畫像磚  
‐中國圖案大系‐第四巻-秦漢時代-張道一主編‐美工圖書社‐

p.309、 ‐雅号のこと‐
、、、どのような理由で、秋艸道人を雅号としたのかと問われたら、凝り性の道人は、多くの故事や文献をあげて何か論ずるかもしれない。またあっさりただ取り止めもなく、うつらうつらと名づけたのであると答えるかもしれない。秋艸道人の行蔵がおのずから、その雅号に多くの味わいを加えていったのである。道人は大器晩成であった。春を終え、夏の盛りを過ぎ、秋の実りを待つように、年齢を加えるとともに、その芸術や人間は重みと冴えを増していった。そして最後に一言つけ加えれば、「秋艸しゅうそう」という言葉は、道人の打ち立てた美の世界とともに、今や日本人の心にさわやかなひびきとなったのである。 ‐ 「會津八一とその 芸 術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植 田重雄・早稲田大学出版部

-「墨線」を-できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、という道人-
・・・
年齢を加えるとともに、その芸術や人間は重みと冴えを増していった・・・

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