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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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ポーラミュージアムアネックス

「蔵」字の、つづきです
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上図の立体象書は、下の拓本の「蔵」字の筆順の途中過程を表現したものです
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空書で、筆意の造形を考える!

つまり、顔真卿の争座位稿「蔵」字の構築を考えるとは、臨書であって、空書でもって、この「蔵」字の、入筆からのリズム、バランス、用筆を、運動でもって、終筆の「点」までの運動を、立体造形として結びつけて考え、三次元で表現した象(かたち)が立体象書です。顔真卿の用筆を、力強さを見ることが、大らかさを考えることが、「古典を観る」ということなのでは、、、


                       
7026dd41.jpegこの「蔵」字の完成した形だけを、筆意を考えることなく、その通りにそのまま筆で平面に写すことが、つまりコピーをすることが「臨書」だとして、「書写」だとして、おこなわれてきたのでは?ないのでしょうか、、、

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