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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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ポーラミュージアムアネックス

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甲藤方外さん作品(黄金虫は金持ちだ)

顔真卿・争座位稿「蔵」字に見える、立体象書の立体造形、書の面白さ!
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顔真卿の筆意、「蔵」字を手で掴みだします。
―くさかんむり「艸」の始まりです―指先で空書に挑戦しよう!

まず横劃の入筆からです。
墨線は、右に向かい進みますが、一直線ではありません!なだらかな曲線を進むために、角度と方向は変化をしながら進んで行きます。空間を美的に!大らかに!力強く移動します。

→ 始まりの横劃の後ろ側にやや下る方向に進み
→ 横劃を軸にして下から上に上昇するカーブ(上面からだと「S字」を逆の方向に進む)
→ 勢いをつけて第二劃の縦劃を上から下に
→ そのまま第三劃の縦劃へと横劃を跨ぎながら進み
→ そして、左下に向かって勢いよく落下(方向と角度に変化をつけて)
→ これで、「蔵」字の構築がほぼ決定!
つづく、、、

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