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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、教授する位置に居る者は、書に対する理解力だけは持つて居る必要がある、、、

第7回立体象書研究会講習会・2014.8/24.25
下図、
祭姪文稿「心」字を空間で表現し、鉄線で自立させた筆意を上面より写す、

 、、、昭和十三年發行 天来翁書話、、、.282.283
中風症と藝術的書道
學者も讀め政法家も讀め愛國の士は必ず讀め

昨日のつづき、、、書は實用としての重大責任があるから、藝術的又修養的に學ぶ人であつても初學の際は是非實用的方面から入るのが順序である。實用に資するだけの學力を得るには、習氣を去るとか、性情を出すとか云ふ樣な、高尚なる程度まで學ぶ必要はないのであるが、苟も書の専門家として人を敎授する位置に居る者は、書に対する理解力だけは持つて居る必要がある。理解力の無い人では、譬へ實用書だけの程度に止まる授業であつても、徹底した實用書を敎ふることは出來ぬのである、
、、という(大正十年の比田井天来)、つづく

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