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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、そして強い者に対してはへつらい、外からよきものを与えられると模倣、、、

―講習会―
、、、静かな森に囲まれた・ほっと平山・での講習会、
 たっぷりと筆に含ませた墨量で、紙面に墨のいのちを主張してみよう、
、、、下図に写る半紙がそうなのですが(はっきりとは写っていません)、、、
墨線の表現とは何か、筆で線を引くという表現の多様性をを考え、、、「書を書く」ということとは、「寺子屋教育」的なことなどではなく、文字を筆でなぞるということなどではけっしてないということを自身で確認してみましょう、、、いのちの主張をしてみましょう、、、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.306、昨日のつづき
、、、われわれも経験があります。思い出がありますけれども、かつての時代は科学教育や道徳教育というものが、いわば学校教育のすべてでありました。そして芸術教育というものは、ひまがあったらやったらよろしい。あるいはまた学芸会のおけいこのときに役に立つ遊びである。あるいは先生たちには息ぬきの時間である。このような周辺的な扱いを受けてきたということは事実である。芸術教育がそのような扱いを受けていた時代に、いったい人びとはどういう人間を理想的な人間像として考えていたかということをふり返ってみる必要があるんです、、、なるほど権威に対しては従順であります。そして強い者に対してはへつらい、外からよきものを与えられると模倣しようとする。・・・という (1956年・井島勉氏)、つづく 、

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