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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、芸術教育というものが、特別重大な意義を担う、、、

―講習会―
、、、静かな森に囲まれた・ほっと平山での講習会、
 「書を書く」ということとは、「筆で字をなぞる」ことなどではないはずだ、、、目の前にある古典のすばらしさ、(弘法大師)空海ー風信帖から、顔真卿-争坐位文稿から、「筆意」を自分の手で摑みだそうと、、、いままさにその懸命になっている様子が写しだされているところです、、、自分自身を生きるという、そこにこそ、まねることのできない心の角度がある、、、
 
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代書教育論― (全日本書道教育研究会全国大会における講演)
p.307、昨日のつづき
、、、申すまでもなくそれは憲法の根本精神に通ずるような人間像であるはずでありますね。そうであるとするなら、そういう人間像へ向かって人間を教育していくという場所において、先ほど申したような意味における芸術教育というものが、特別重大な意義を担うということはきわめて当然の筋道として是認しなきゃならんはずだと思うんです。しかるに現状はどうであろうかというと、必ずしもそうではない。たとえば皆さんもよくご存じだろうと思いますが、科学技術教育並びに道徳教育というものをもっと振興しなければならんという世論がある。たしかにこの世論には私も賛成であります。日本の国のようにすぐまねをしてしまうということだけで科学だと思っているような科学でも困るし、また現代の社会のいわゆる道徳性の退廃というものも目にあまるものがあると私も思う。、、、という (1956年・井島勉氏)、つづく 、

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