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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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その本来の芸術精神というものを獲得したいということを思い立って、、、

―魚―
下図:「殷帝国」・中国古代の美術・
 藤田国雄 箸
現代教養文庫 372 社会思想研究会出版部刊 昭和三十七年 初版発行
図版p.202、上-佩玉魚<拓本>東京国立博物館・中
-佩玉魚<拓本>東京国立博物館・下-佩玉鳥<拓本>東京国立博物館、203、上-佩玉魚(3図)・下-佩玉魚-いずれも殷代後期-とある


昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書をさしはさんでの東西の交流― (ヨーロッパ旅行の一コマ)
p.276.277、昨日のつづき
、、、次にスーフォール氏は、江口君の、ローで四角な面を並べた作品の写真をもち出して「これはどうだ」ときた。私は次のように答えた。「今まで書家として名をなしてきた人が、あらたに絵を書き出したとしても、それはかまわない。しかしそれをやるときにも二種類の動機がある。一つの動機は抽象絵画にあこがれをもって、絵をやってみようと思い立ってやる場合、もう一つは、書というものが、長い歴史の前に、その本来の精神が忘れ去られてしまって、たんなる伝承された類型の繰り返しや遊戯に終わったりしていることが不満なので、あらためて書をそれが由ってきた根源にまでかえして、その本来の芸術精神というものを獲得したいということを思い立ってやっている人があるんだ。そういう立場からゆくと、書というものには元来造形的な要素が多々あるから、特にその面の勉強を大いにやってみよう、そのために時には文字を離れたってかまわない、ということにもなる。このような二つの立場がある。・・・という(1956年・井島勉氏)、 ・・・
元来造形的・・・

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