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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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第五回立体象書研究会講習会報告

6/1・2の講習会では、「書」の造形を分かりやすく三次元で!!!自立する「書」のリズム、バランスを、古典の筆意を、書の美を造形として考え表現しよう!!!でした。
、、、筆で字を書いて、良く書けたとか?ここはこう書くんだよ!などという、、、平面での「お字書き」の小理屈などはやめにしましょう!!!
これからの書を書くということを、書の造形ということを、古典の筆意から、「空海」の書から、空海の「筆意」を、書の造形という書のリズム、バランスを自分で描き、自分の表現をしましょう!!!
下図、風信帖「徳」字の造形を、空海のリズム、バランスを、三次元で表現した、別府さんの立体象書作品「徳」字、上面から写してみました。この作品、これからどのように変化するのか楽しみですね!!!
613.JPG
 昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
ー芸術教育の困難さについてー p.182.183
、、、一定の基準や形態を指示することによって、いいかえると、模倣の典型を提出することによって、他人を教育することは芸術の本性の上から不可能なのである。
 それにもかかわらず、芸術教育においては、なんらかの仕方で芸術を教育しなければならない。一人の教師が自分でない他人を、しかも、それぞれに異なった多勢のこどもたちを、教育しなければならぬのである。その際芸術教育の特殊性を忘れて、教師の指示のままの作品を、極端な場合には、学級全体に一様な作品をつくらせるようなことにでもなれば、それは、明らかに、芸術の否定といわねばならぬ。もとよりその場合にも、各人の技術的能力の差異に基づいて、作品の上にも多少の相異も現れるであろう。しかし、それはたんなる技術的差異であって、けっして芸術的個性とはいえぬのである。、、という(1956年)

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