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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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第五回講習会、補記「晩唐書道の衰頽」

6月1・2日、立体象書研究会報告、
講習会では、書の古典を、臨書を、筆意を、書の美を、分かりやすく?三次元で!!!取り組みました。
書は筆者の心をあらわし、その瞬間のその心そのものの表現であります!だから難儀!!!でもあり、面白いものなのでもあります!!!下図、空間での動線のそれぞれの筆意と、可比丹(カピタン)の祭姪文稿臨書、611.JPG
 補記、昭和十三年「天來翁書話」 ー晩唐書道の衰頽ー p.260に、
、、、書道の生命たる、性情陶寫の大意義を没却して筆意の讀むべくき無く、性情の尋ぬべき無く、書は只文意を解し詩情を傳ふるの記號たるに過ぎず人も之を怪まず、書家もまた甘んじて自ら小としたのである。若し書道の内容が斯の如き者に止まらば、書は實に無意義なる者である。士君子の學ぶを恥づべき者である。果たして斯の如くなれば吾輩は書道撲滅論者の一人として、毛筆廢止論者の一人として、大聲疾呼することを辭せぬのである。然るに詩歌文章と對立して、文藝首班に列したのは何の爲であるか、其れは結點と筆意の間に有らゆる變化を出して、其人其時の性情、即ち氣分意匠を其間に寄託し、以て其の鬱屈を伸べ之を同調に博へ、之を百代に施し、以て不朽に生きんとするのである。、、、という(1938年)

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