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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書の美学と書教育

下図、風信帖の中に書かれている「望」字の上に作品を置く、、、空海「望」字の3次元表現として最終劃を円形に描いて自立!!!この「望」字から空海の筆意を、リズムを、バランスを、造形として摑みだした3次元(筆意)の立体象書作品!!!
ただいまの磨き、サンドペーパー400番に入ったところ、マダマダの段階!!!
置いた作品、最終劃の円形の中心に書かれている草書体の「望」字、、、
―望(ノゾムラクハ)不憚(ハバカラズ)煩労(ハンロウヲ)―とある!!!
不憚煩労、、、煩労(めんどうな骨折り)!!!磨き!磨き!磨き!
521.JPG
 昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社のつづき、
―書教育の周辺にあるもの― p.174(応用的教育の一面)、
 書が社会生活の上でさまざまな応用面を有することも疑えない。ポスターや看板などはその例である。しかし、かかる応用面は、あくまでも真の書芸術的能力の上に築かるべきものであるから、書教育の上では、周辺的な位置を占めるにすぎぬことは明白である。
 如上、われわれは書教育の周辺を瞥(べつ)見してみた。それに対する重心はいかなるものだろうか。
 p.175、―芸術教育としての書教育―
 どの教科の教育にも、さまざまな要素が含まれている。その教科に独特の要素もあれば、、、つづく(1956年)

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