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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書の美学と書教育

下図、立体象書研究会の研究所入口ドアに貼り付けているリーフレットを写す、今日は研究会!皆さん頑張って、筆意という書の純粋さを!書の表現を!書の象(かたち)を!三次元!四次元!からの書の美!書の世界!を考えています!!!
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 昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書教育の周辺にあるもの― p.173、(道徳的教育の一面)のつづき、、、
 偏狭で旧態依然たる習字の先生たちが、かかる遺産をそのまま現代の書教育にもち込もうとすれば、この人たちは二重の意味において誤謬を犯したことになる。一つには、芸術観の上で由々しい時代錯誤を犯したということ。次には、書教育の重心と周辺を混同したということ。なるほど、書の訓練の中に、精神修養やしつけのような道徳的意味が含まれていないではないが、しかし、それを書教育の目標とすることは、まさに本末の顛倒であり、また、このような意味は、他の教科の習練にもつきまとう事柄であり、強いてそこに書教育の重点を置こうととすることは、視野の狭い独善でもあり、独自性の自殺でもある。
 (実用的もしくは知識的教育の一面)へと続ける、、、(1956年)

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