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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書の美学と書教育

下図、昭和29年9月30日 初版發行 書道全集 平凡社、第1巻、 
p.18生活を表した殷代金文、p.19亞字形を要素とした殷代金文(凹凸にデザイン化された青銅器の図象文字)の両頁、その図象文字の上に自立している立体象書作品!!!作品を上面から写す!サンドペーパー120番に入る磨きの段階、、、マダマダですね、鉄本来の色には!!!
517.JPG
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書教育の周辺にあるもの― p.173、つづき、
、、、その名残りは相当に根深く、いわゆる伝統芸術の重大な性格をなしているようである。
 この種の芸術観の特色として考えられることは、それぞれの芸道にある神聖にして犯すべからざる 規格があり(多くの場合、祖師または傑出した先祖の作風がそれにあたる)、いわゆる芸道精神とは、おそれ慎んでこの規格に随順しながら、自己を律してゆくことであった。だから、芸術観そのものが宗教思想や倫理思想を潜めているばかりでなく、芸術習練にも、そのような意味が含まれていることは否定できない。現代の社会通念の中には、「稽古ごと」と称して、このような思想がのこされている。
 偏狭で旧態依然たる習字の先生たちが、、、とつづける井島氏(1956年)、

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