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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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筆意を摑み出す象(かたち)が三次元臨書

 下図、顔真卿・爭座位稿「無」字の三次元臨書の一部なのであるが、少し説明を加えておこうとすれば、顔・真卿(709~785)の書は唐の時代の人物の書なのであるから、筆を執り書を書かんとしている顔魯公の筆意を象(かたち)にするわけなのである、これを臨書という、、、したがって、ただ「無」字という漢字の三次元なのではなくて、顔魯公の筆意を必要としなければ立体象書でいうーいま摑み出した本当の臨書―にはならないのである。つまり、顔魯公の筆意であり唐の時代という時空が三次元の「無」字の象(かたち)にプラスされていなければ立体象書にはならないことになる。となると、顔魯公の「無」字の臨書でもある立体象書作品「無」は三次元にはちがいないけれども、唐代という時空を超えた臨書をしているということが加わり四次元でもあるという、面白い臨書になるわけであります。そして、その作品にはプラスされた色彩もある!!!!という立体象書になるのであります!!!書といふものは面白いのであります!!!

黒石台に置かれた作品の一部と、黑石に映る作品の姿と、同じく映し出された影も!423..JPG
 
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