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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、拙者がいかに深く時勢を洞察し、如何に新時代の新機運を啓発せんと苦心し居るかに、殆ど御理解がなく、、、

下図、「空海像」
p.14、‐三筆について
‐書道全集Ⅱ 日本2 平安Ⅰ‐平凡社 昭和41年發行‐
・・・p.754、てんれいばんしょうめいぎ『篆隷万象名義』三十巻 日本の釈空海撰。画引字書の一種で、上に大篆、中に隷体を大字でしるし、下段に楷体で反切字訓を付している。その文字の順序・数・反切には梁の顧野王の『玉編』と同じものが多い。五巻以下は後人の続撰とみられている。京都・高山寺蔵。影印本がある。‐中国書道辞典 中西慶爾編 木耳社・・・

p.436、・ 十 南浜秋艸堂時代 ‐ 最晩年の生活点描 ‐
、、、 中央公論社では道人の書道論を一書にまとめたい意向があったが、遅々としてすすまなかった。「拙者がいかに深く時勢を洞察し、如何に新時代の新機運を啓発せんと苦心し居るかに、殆ど御理解がなく、ただただ速記の検閲の遅きことを嘆じ居らるるらしきも、拙者は一代に超越したる卓見を、如何にせば適當に、表現を與へ得べきかに苦心し居るものにて候。不完全不充分なるものを發表することは、拙者は何人よりも不本意に存じ候」(昭和二十七年七月二十日、松下英麿、栗本和夫、山本英吉宛)と催促に腹を立てているが、この企画は中止になった
、、、
 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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