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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、世間が右往左往しているとき、ここに芸術ありと主張する道人の悠然主義は真面目を発揮する、、、

―魚―
東京国立博物館‐平成館‐「クレオパトラとエジプトの王妃展」
‐図録‐p.54、‐28‐青色彩文土器(魚)
‐新王国・第18王朝時代(前1550~前1292年頃)‐とある、
・・・(其ノ至ルニ及ブヤ、亦楽シカラズヤ)・・・

p.371、 ‐ 法輪寺宝塔焼失と個展開催の企て ‐
、、、この年の春、再び鳩居堂で個展を開く予定であった。世間が右往左往しているとき、ここに芸術ありと主張する道人の悠然主義は真面目を発揮する。前年の暮から数百点を揮毫し、その中から四十点ばかりをのこした。銀座丸の内方面の空襲で鳩居堂も罹災し、個展は森輝邸を借りてささやかに行なわれたが、この営みの意義は決して小さくない。「
『及其至也、不亦楽哉』(其ノ至ルニ及ブヤ、亦楽シカラズヤ)を呈上致したく存じ候。もし貴意に適し候はゞ、車にても御遣し被下度候。これは稍〟痛快淋漓として、近年自分ながら會心に属し候。.....」(昭和二十年一月二十七日、森輝宛)。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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