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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、かまつかの培養の要を得たとき、道人はその墨画を自在に描くことが可能となったのである、、、

―魚― 
下図、‐(1)‐雙魚紋銅洗的内底圖案・原器爲江蘇鎮江出土。‐
p.63、圖版39 ・西晋時期銅器及紋様
 
‐中國圖案大系‐第五巻-魏晋南北朝-張道一主編‐美工圖書社‐
・・「書」‐
できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、と道人・・・

p.345、 ‐ 水墨画の画題 ‐
 、、、 昭和十年頃に至り、インド原産の大型の葉鶏頭(雁來紅)を描くようになる。前掲の「雁來紅」の前詞に、「その爛斑蹌踉の癡態を愛するがために、此の物を植うることすでに二十年に及び、やうやく培養の要を得來しが如く、これに對して幽賞また盡くるところなし」と述べている。かまつかの培養の要を得たとき、道人はその墨画を自在に描くことが可能となったのである。墨一色の濃淡自在の雁來紅の千姿万態は道人の詩書画一体の独壇場となった。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

・・・表現の極意を体得した!という秋艸道人。かたや、つまらんお手本、コピーばかりの現在の書教育者、‐ 
幽賞また盡くるところなし ‐とでも言ってみなさい・・・

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