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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、無料と知りて飽くなくもとむる人多きに呆れ、、、

第33回安芸全国書展‐2期6/30~7/12鑑賞、立体象書研究会会員作品、
書は難しい!‐もとより造形のものであり、その人となりを語るもの‐
・・・筆意という切り口で、書の表現のゆたかさをご覧ください・・・
・島本淑美さんの作品 ‐「心華」‐ 、、心の清浄なのを華にたとえて、

p.347、 ‐ 書話二則 ‐
 (2)、、、無料に與ふれば、 無料のものとしか思はず候。真に嗤(わら)ふべきの至りと存じ候」(昭和十六年五月十七日、岡村千曳宛)。大正年間に潤規を定めてはいるが、一種の拒絶の方法であって、実際には無料、無報酬であった。「拙筆の書画は年來無料にて人の懇請にまかせ與へ來りしも、無料と知りて飽くなくもとむる人多きに呆れ、本年から潤料規定をつくりて制限し、又個展をも開きしに相當に賣れ、半切八十円、額面百二十円と申しても飛ぶが如くに賣れつくし候」(同)。この個展は昭和十六年四月、銀座鳩居堂において催されたもので、大いに自信を獲たときである。、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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