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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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制作指導の使命が一に美意識の育成にある、

下図、昨日の「好人好日」印の部分を写す、「方寸の世界」、篆刻という芸術がある、
石を刻す、凹凸を創る、印刀で「自己の線を造る」、平面(2次元)ではない表現がそこにある、
82DSC01116.JPG
―制作指導の目標― p.197、昨日のつづき、、、
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社より、
、、、かくして制作指導には独自の考慮が要求されることとなる。けれども、ややもすればそれを乱そうとする契機が、制作ということ自体の内部に潜んでいることを見のがせない。
 私は、制作指導の使命が一に美意識の育成にあると考えている。この美意識がいかなるものであり、またそのことのゆえに芸術教育が人間形成の上にいかに重大な意義を担うかについては、前に詳しく述べたはずである。ところが、制作とは、作品をつくることことである。作品をつくらない制作ということはありえない。いきおい制作指導が、作品に一面的な重点を置いて、作品指導となり終わる傾向が強く、そこに一つの危険が予想されるのである。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた、、、つづく、

、、、美意識の育成にある、、、という美意識の「意」なるもの、この「意」なるものこそ「筆意」、、、

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