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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、そんな狂人は今の世の中に幾人もあるまい。而も一度は狂人扱をされるまでに熱心にならなければ、何を學んでも物にはならない、、、

―「魚」字― 
・先秦貨幣文編 商承祚 王貴忱 譚棣華 編 書目文献出版社
 1983年3月北京第一版 1983年3月北京第一次印刷
・先秦貨幣文編 巻十一巻・p.155「魚」字、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 ‐人物本位の賞觀的揮毫物が藝術的書道に及ぼせる影響(上)‐
.307.308、
、、、 吾輩をして我田引水的に之を論ぜしめたならば、此の忠魂義膽は、盡く是 れ書道の虛飾を離れた誠心誠意の雄大微から得來つた一大修養の表はれであると斷定したいのである。書道の消息を解した人から見たら、そんな事も言へば謂へるなあと破顔一笑するであろうが、そんな狂人は今の世の中に幾人もあるまい。而も一度は狂人扱をされるまでに熱心にならなければ、何を學んでも物にはならない。然しながら一面から見れば、此の時代の書の大家は、概ね學者であり、又大人物であつたのである。、、、(大正十二年) 藝術・書を語る天来先生。

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