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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、此の忠魂義膽は、盡く是れ書道の虛飾を離れた誠心誠意の雄大微から得來つた一大修養の表はれであると斷定したいのである、、、

―「魚」字― 
・古陶字彙 徐谷甫 王延林合著 上海書房出版
 1994年5月第一版 1994年5月第一次印刷
 ‐古陶字彙‐錢君匋題‐表紙、
・古陶字彙巻十一・p.463「魚」の拓図、

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」・昭和十三年發行 天來翁書話
 ‐人物本位の賞觀的揮毫物が藝術的書道に及ぼせる影響(上)‐
.307、
、、、 太宗が時の大官魏徴から褚遂良の技倆抜群なることを聞こし召され、卽日召して侍書たらしめ、太宗の世に累進して中書令となり、高宗の代には河南郡公に封ぜられ、出でて同州の刺史となり、永徽三年に召されて吏部尚書同中書門下三品に拝せられた。皇宗が則天武氏立てゝ皇后となさんとせし時に、義を引いて之を諫め、自ら頭を叩いて血を流し、笏を地に置き、陛下に笏を御還しするとまで極諫した。吾輩をして我田引水的に之を論ぜしめたならば、此の忠魂義膽は、盡く是れ書道の虛飾を離れた誠心誠意の雄大微から得來つた一大修養の表はれであると斷定したいのである。、、、(大正十二年) 藝術・書を語る天来先生。

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