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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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「書」という文字について、

下図四冊、「書」字・頁、右上「新編甲骨文字典‐p.169」、左上「漢字の起原‐p.491」、
右下「字統‐p.430」、左下「古文字類編‐p.871」、
75.JPG
左上、漢字の起原に、
、、、(字音)「商魚切」(ショ)である。「者」がこの音を表わす。この音の表わす意味は何かを考えるに、説文には「箸チョなり」と言っているところをもってすると、「箸」は今日の「著チョ」字であるから、「竹簡にあらわす」とか、「つける」意と見たかも知れない。が王筠は「書写を本義と為す」(説文句読)と言う。が私は「象しょう」の意、即ち「似せる」意に見るべきであると思う。、、、と加藤常賢(かとう じょうけん1894-1978)氏はいう、
右下、字統に、
、、、「尹氏(ゐんし)、王に命書を受(さづ)く」のように、重要な問題を記録し、あるいは任命賜与の文書を書という。これを掌(つかさど)るものに書史があった。祭祀的な文章が、なお主要なものであったからである。のち文字・書冊の意となり、書はその国の文化を荷なうものとなった。また特に書法を書といい、芸術の重要な一分野をなしている。わが国では書道という。、、、と白川静(しらかわ しずか1910-2006)氏はいう、

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