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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書の美学と書教育

下図、淳化閣帖、法帖第六 王羲之書一、適得書帖に自立する立体象書。書の世界では王羲之の書は素晴らしい!と云われている。しかしなぜ素晴らしいのか?どうして素晴らしいのか?素晴らしいという方々は素晴らしいという人々の素晴らしさを語るのみである。しかも、その素晴らしい王羲之の直筆はこの世には無いのだ!!!王羲之の書を、素晴らしさを、王羲之の筆意を、目の前に示してみようではありませんか!!!
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昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書教育の周辺にあるもの―
 われわれは、書に含まれるさまざまな要素が、そのまま書教育に含まれうることを知った。しかしながら諸要素は、必ずしも同等の重さをもって併存するものではなくて、むしろ階層的な関係や本末の関係にあり、したがって書教育に含まれるものも、おのずから重心的な位置を占めるものと周辺的な位置にあるものとに分けられ、たとえその周辺にあるものが、他教科に所属もしくは代行さるべきものであっても、重心的なものが、独自の意義を担うものである場合には、当然それによって一つの独立教科を要求する資格があり、それと同時に、独自の課題と方法とが確立さるべきものであることを考えた。ここでは、便宜上まずその周辺にあるもの二、三について考察してみよう。
 (一)道徳的教育の一面、、、と続ける(19 56年)、

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