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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、佛像の美的鑑賞、自己との関わり方は、各自が解決すべき問題であって、、、

―魚―
東京国立博物館2階‐聖魚(せいぎょ)‐オクシリンコス像(ぞう)
エジプト‐銅製‐末期王朝時代・前664~前332年頃
‐オクシリンコスとは神話に登場する聖魚で、上エジプトにある同名の町が信仰の中心地でした。細長い特徴的な下顎から、エレファント・ノーズ・フィッシュがモデルと思われます。太陽円盤と牡牛の冠を戴くこの像は、竿の先に取り付けられていたようです。‐とある

p.358、 ‐ 最後の奈良研究旅行 ‐
、、、 やがて、美術史研究に没頭するようになると、学生たちに
、「お寺に行ったら、寺や佛像のことは一切質問するな」と言い渡していた。佛像の美的鑑賞、自己との関わり方は、各自が解決すべき問題であって、美術史の考証を心がける者には厳しい態度でのぞみ、暗い御堂の中で師弟ともに沈黙のまま凝視することが多かった、、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 

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