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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、けっして同じことは言わぬ。平板になるからな」、、、

下図、立体象書研究会練馬事務局‐展示棚
空中で書く指先の軌跡‐空書‐正面・側面・上面の存在‐
‐子規‐茂吉‐実相観入‐写生‐
、、、けっして同じ軌跡は通らぬ。平板になるからな、、、

p.356、 ‐ 最後の奈良研究旅行 ‐
、、、
「戒壇院でのお話は、ロダンの言葉を思い出しましたよ」、「そうか、何を言ったか、君に言われてやっと思い出す位だ。毎年、奈良に来て、学生たちにいろいろ話すが、けっして同じことは言わぬ。平板になるからな」。「ロダンなどが自然というとき、一種の形而上学(メタフィジック)的な意味でつかっているようですが」、「そうだ、わたしも歌を詠む人間だが、君はアララギの写生論というのを知っているか」、「写生論も、茂吉ぐらいになれば、無害と思いますけれども」、「うん、茂吉という男は、自分はもっと高いところにいながら、弟子には写生、写生といっているのだ」と道人は笑った。、、
 ‐  「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄(宗教学者.哲学者)・発行所 恒文社 


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