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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、「真の偉業を成し遂げるためには、―大我実現のためには―悉く小我を滅尽せなければならぬ」、、、

―魚― 
p.19、
‐4図‐ 中国図案造型中、簡練誇張的手法之一例‐とある
右下‐魚形拓図

‐中国図案作法初探‐雷圭元著一上海人民美術出版社‐1979年6月第1版‐
・・・縹渺たる美の世界
・・・

p.302.303、 ‐山荘風流と逍遥のヒューマニズム‐
、、
、  現実と理想の交錯する「新曲浦島」のような
縹渺たる美の世界もあるが、苦闘呻吟する「役の行者」のような作もある、、、役の小角(をづね)は農民、山民のために池を掘り、堤を築き、岩橋を作り開拓をはげむ文化事業家で、聖者でも、禁欲の苦行者でもない。「真の偉業を成し遂げるためには、―大我実現のためには―悉く小我を滅尽せなければならぬ」(「役の行者の上演に際して」)。しかし、行者の事業を誤解する者、迫害する者が出てくる。多くの苦難や弟子の裏切りに出会いながらも行者はひるまない。、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、と「書」をみる道人。

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