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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、古い日本と新しい日本の双方を明確に把握していた、、、

―魚― 
p.14、下図‐
魚形的各種造型
‐中国図案作法初探‐雷圭元著一上海人民美術出版社‐1979年6月第1版‐
・・・
思想と美学・・・

p.302、 ‐山荘風流と逍遥のヒューマニズム‐
、、
、  逍遥は何といっても明治文化の先頭をすすむ開拓者であって、戯曲などの実作とともに、文明批評家として、古い日本と新しい日本の双方を明確に把握していた。江戸時代の読み本、黄表紙のたぐいを人間性探求の小説にたかめ、これを文学の主流に据えた。また庶民の娯楽にすぎなかった芝居に、思想と美学を注入したのも逍遥である。
、、 ‐ 「秋艸道人會津八一の生涯」‐ 昭和六十三年一月 三十日日 第一版第一刷発行・著者 植 田重雄・発行所 恒文社
できないことではあるけれども切ればその断面は丸い、と「書」をみる道人。

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