忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


、、、その眼光は炯々(けいけい)として、これほど鋭い眼をした人を見たことがない、、、

下図、正岡子規・根岸庵、‐中村不折・書道博物館向かい‐
・・・‐1900年(明治三三)‐、、、帰郷に先立って、かねてから敬慕していた正岡子規に面会したいと思い、、、微雨の降る根岸庵の露地近くまでくると、咳込む子規の声が聞こえてきた。来意を告げると、、、病床の部屋の敷居から内へはいることを禁じた。感染を気遣ったのであろう。大きな籠には枝うつりする鳥がおり、ガラス窓の外に上野の森が見えた。やがて、子規は起き上がった。その眼光は炯々(けいけい)として、これほど鋭い眼をした人を見たことがない、と道人はのちに回想している、、、‐p.24、‐最初の上京、子規との面会 秋艸道人 會津八一の生涯 植田重雄 恒文社 昭和63年発行‐・・・

拍手[12回]

PR