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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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現代から未来にわたる不朽の鉄則、

懐仁が、唐の内府に伝わる王羲之の墨跡から集字、「集字聖教序」、原拓、
20DSC01142.JPG
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
昨日のつづき、―技術か創作か― p.203.204、
、、、一つの無知を物語るかのごとく受けとれた。私は、この反問自体には大して疑惑も感じないが、この反問が何を基盤に提起されたかということについては、いささか懸念なきをえない。
 伝移模写ということが、芸術上の重大な修練の一方法であったことは、いわゆる画の六法に徴しても明らかであり、またそれが現代から未来にわたる不朽の鉄則であることにも異議はない。しかし、それがたんなる修行の手段であることを超えて、芸術制作そのものであることを自負するとすれば、そこにはひとつの誤謬を指摘せざるをえない。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた、、、つづく、

―畫に六法あり、一、氣韻生動、是れなり、二、骨法用筆、是なり、三、應物象形、是れなり、四、随類賦彩、是れなり、五、經榮位置、是れなり、六、傅移摸冩、是れなり。―中國美術の研究・田中豊藏・二玄社 p.85.86より、


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