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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書は習うものかつくるものか、

下図、西狹頌(せいきょうのしょう)・原拓、剪装本(せんそうぼん)を写す、
17DSC01139.JPG
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
つづけよう、―技術か創作か― p.203、
 前回には、手本の功罪を論じた。書の美というものは、視覚的にしか誘発されないものであるから、ときどき感動を刺激して自分の美意識をよびさます場所としての手本、及びそのようなものとしての取扱いは、功の一面であるが、美意識をとり逃がした書形や、模写の原型としての手本は、正に罪の半面であるということであった。
 この問題は、必然的に、書は習うものかつくるものかという本質問題にかかわってくるのである。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた、、、つづく、

書の美は、視覚的にしか誘発されないもの、、、という1956年、、、2013年の今、触覚的でもあるという、書の美をつたえようとしている「立体象書」がここにある。

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