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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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自己の偽らない生命感動に訴えて、

下図、1981年訪中時に山東省・天柱山・「鄭羲上碑」撮影、上「碑面写真」、下「上碑原拓」、
1DSC01124.JPG2DSC01125.JPG
―手本の問題― p.199、昨日のつづき、
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社より、
、、、古い時代の人びとも、それぞれ自己の偽らない生命感動に訴えて、十分に美しいものをつくり出してきたが、しかし後の時代の人間が先人の生命感動を借りて、それをもって自分を装ったところで、本当に美しいものが生まれる道理はないのに、書家を自称する人びとの間には、この自明の道理をわきまえぬ人が案外多いように思われる。書家仲間ではいくらか通用しても、ひろく一般人の美的感動を喚起することができないのでは、はなはだ淋しい事柄ではないだろうか。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた、、、つづく、

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