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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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人間の自由な生命感動の表現が真の美である

下図、立体象書研究会オリジナル「手提げ」、
中央に作品「ALOHA]・「心」字(表)と、右下に「可比丹」印(裏)と刻した印(10mm)を写す、
「印」字について、漢字の起原・加藤常賢・角川書店、―p.65.66ーに、
「印」いん、「卬」よく、「抑」よく、の三字の原字は一字である。この点について羅振玉は、、、予意(おも)へらく、許書の「印」「抑」二字は、古は一字と為す(殷墟文字類編巻九)、、、「(右手)で人を按えて跪(ひざまず)かせる」意である。であるから「按」えるとある説文の解はまさに「印」の形と意である。、、、とある。
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―手本の問題―  p.199、
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社より、
 前節には、制作指導の目標について考えてみて、どのような作品をつくらせるかということよりも、正しい意味での美意識を育てる手段としての制作という態度を忘れないことが、一層重要であることを述べた。ただし、この主張が妥当性を獲得するためには、いわゆる美意識というものについて、よほど的確な認識が用意されていなければならぬ。それについては、しばしば論説する機会があったから、ここではあらためて述べないが、ただ人びとは往々にして美の名において類型的・形骸的なものを考えたがる傾向が強いことを指摘するにとどめる。書の世界においては、一段とこの弊害が顕著なのではなかろうか。人間の自由な生命感動の表現が真の美であるのだから、美は人類の歩みとともに発展しつづけてやまないのである。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた、、、つづく、

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