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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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現代書道の在り方の中に随所に見いだされるまちがった考え

下図、昨日の追加、「有鄰館精華」・図37右3図・「日庚都萃車馬」 銅印 戦国、の頁
左に、可比丹の「摸(莫+手)刻」を置く、
85DSC01123.JPG
―制作指導の目標― p.198、昨日のつづき、
昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社より、
 悪しき意味における作品主義に導く原因としては、種々なる事柄が挙げられるであろう。教師の無定見もさることながら、児童書の展覧会や競書の偏重が、無意識のうちに教師の良識とこどもの美意識をみだすことも考えられ、評価を気にするあまり、制作活動をたんなる評価の対象たらしめてしまう結果となることもあり、また、ときには作家でもある教師が、自己の書風や自己の属する流派の書風への偏向を、精算することができないという事情も考えられる。しかしもっとも顕著なる原因は、現代書道のあり方の中に随所に見いだされるまちがった考え方の余波と、それに関連する手本というものの問題である。、、、という(1956年の井島勉)氏がいた。、、、つづく、


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