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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、、、「ものごとをそれとなく分からせるという心がまえに、いつも感銘を得た」、、、

第8回立体象書研究会講習会
・・・筆意を解明すると立体象書にいたる・・・
3/27、28、29日の三日間、於「ほっと平山」講習会会場、
・心解を貴ぶ書ともなれば、それはもっとも真剣で人生の大事である、

p.296、 ‐宗教心‐
、、、料治熊太は道人から受けた多くの教えの中で、「ものごとをそれとなく分からせるという心がまえに、いつも感銘を得た」とのべている。人に好意を示したり、援助の手をのべるときも、けっして露骨にはせず、ずっと後になって分かってくるようなことが多かった。心解を貴ぶ宗教ともなれば、それはもっとも真剣で人生の大事である。道人が信じ仰ぐ神仏にたいし、厳粛な態度を持し、みだりに口にすることを避けたのは当然であろう。数百年来の秘仏、救世観音を開扉するとき、木内半古は火の雨が降りはしないかと法隆寺の台所の隅にかくれていたという。道人は日本人が戦後観光気分で、寺々を訪ねる態度を不謹慎であるとし、それこそ火の雨を降らせた方がよいといっている寺院が信仰のためにみだりに仏像を見せることなく、むしろ拒否する態度の方が立派であるとさえいっている、、、 ‐「會津八一とその 芸 術」‐ 昭和52年6月 30日 3版発行・著者 植 田重雄・早稲田大学出版部

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