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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、人間はどん栗化してしまう点では同じである。偉いものは出て来ない、、、

千字文‐岩波文庫‐p.20.21、
「果珍李奈」‐【字義】木實の食ふべきものを果といふ。これは象形の文字にて、木の上に實(み)の生(な)れる形なり。俗に菓に作れるは正しからず。珍はもと珍寶といふ義より‐めづらし‐と訓ずるなり。俗に珎に作れり。李は‐すもゝ‐なり。本艸の注に李有綠李・黃李・紫李・牛李・水李。並甘美堪食とあり。奈は‐べにりんご‐、或は‐からなし‐ともいふ。北國に多くありて、林檎に似たり、乾(ほ)して食ふものなりといふ。是れ李も奈も、その味の甘美なるを以て珍とせるなるべし。、、、
p.1020‐新明解国語辞典‐三省堂
ドリアン〔durian〕マレー半島周辺に自生する常緑高木。約30センチの大きな楕円(だえん)形の実は、クリーム色で特殊なにおいが有るが非常に甘い。果物の王といわれる。〔パンヤ科〕
下図、果物の王、その味の甘美なるを以て珍とせる、偉いもの‐ドリアン‐を御馳走様、

 NO.46 7(JUILLET)1955 BOKUBI「墨美 特集 触覚性」
昨日のつづき、p.28、「よみがえる東洋」より
 鈴木大拙博士の講演集である右の書籍(読売新聞社刊)より、本号の主題「触覚」に関係すると思われる部分を抜萃紹介させて頂くことにしました。、、、(編集部)とある、
「アメリカの生活と文化」より
、、、アメリカの機械化というものは、ある一面からいえば概念化であり、又科学化である。ところが、ソ連というものを向うに回して考えてみると、アメリカの方にはまだ自由性・個人性があるといえよう。ソ連の方は人間を奴隷化し、極度に一般化してしまう。一つのレベルに下げてしまう。レベルというものはあるが気づかいはない。どん栗の背くらべにならないと一般化は行われないし、一つのレベルならぬ。上に出たものはどうしても切られてしまう。しかし、ある意味でいうとコンミュニズムといっても、デモクラシーといっても、人間はどん栗化してしまう点では同じである。偉いものは出て来ない。、、、とある、(1955 BOKUBI)より、つづく
....人間はどん栗化してしまう、、、偉いものは出て来ない、、、芸術.....

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