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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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教育の大目標は、、、現代人を乗り越えて未来に生きさせることである。

―魚―
下図、「戰國文字編」・福建人民出版社、2001.12(2005.8重印)、巻十一p.769
「石鼓文」・・・石鼓の流転・・・中国書道辞典‐ 韓愈や韋應物などの詩にもうたわれた。その後五代にいたって一時行方不明をつたえられたが、金が崛起するに及んで北京に持ち運ばれ、孔子廟内に置かれるにいたってようやく安定し、、、今は厳然として(北京)故宮博物院に現存する。・・・1985年、故宮博物院にて石鼓の実物をじっくり拝見・・・30年近く前・・・になる。

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、
―現代の書と書教育― p.247、昨日のつづき
、、、このようにして、現代の(前衛的)書と正しい書教育とは、外見上、形式上の類似性と同時に、内容上の相違点を含んでいる。このことを無視して、いたずらに書教育を現代書に向かって直結せしめようとすることは、芸術教育の本然の姿の破壊であり、虚偽の強要である。なるほど現代のこどもたちは、現代人のこどもではあろう。しかし彼らは、未完成なる現代人なのではなくて、むしろ未完成なる未来人なのである。教育の大目標は、こどもたちをして現代人に追随させることではなくて、現代人を乗り越えて未来に生きさせることである。書教育は、現代書に直結せしめるだけで満足すべきではない。、、、とある(1956年・井島勉氏)、つづく、、、

現代人を乗り越えて未来に生きさせる(1956年)、、、さて(2013年)今・・・

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