忍者ブログ

立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


権威にすがってのみ平安なる生活を維持し得ると信じていた人類が、現代に至って、

―魚―
大漢和辞典・諸橋轍次箸・大修館書店・巻十二、p.708・「魚部」、魚(45956)‐牛居切 うを・さかな ~ p.779、魚魚魚魚(46633)‐逆怯切 魚がさかんなさま。・・・678字・・・

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、
―現代の書と書教育― p.246、昨日のつづき
、、、というのは、かつてはさまざまな権威にすがってのみ平安なる生活を維持し得ると信じていた人類が、現代に至って、一切の外的権威に裏切られ失望して、ついに唯一絶対の権威として自己の生きていることそのこと(実存)をしか確信できなくなり、せめてものことこれにすがって、新らしい時代の平和と秩序を樹てなおそうとするとき、このような世界観に彩どられた、生の視覚的な自覚を内容として成り立った現代の美意識は、一応あらゆる外的権威に反逆して、もっぱら自己の生命的な感動に最後の拠りどころを求めざるを得ないところまで追いつめられたと解してよい。すぐれた前衛的芸術の見いだした美は、かかる性質のものである。、、、とある(1956年・井島勉氏)、つづく、、、

自己の生命的な感動に最後の拠りどころを求めざるを得ないところまで追いつめられたという(1956年)、今(2013年)は・・・

Copyright (C) 2009-2013 立体象書研究会 All Rights Reserved. 無断での盗用,転載など類似の行為を禁じます。使用等に関しては,必ず連絡ください

拍手[9回]

PR