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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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生命的な感動を率直に表現せしめようと意図する書教育の立場は、

―魚―
下図、「金石索」‐清・馮雲鵬 馮雲(宛+鳥えん) 輯、
海内古籍孤本稀見本選刊 書目文獻出版社 1996年3月北京第1版 
金石索 上 p.328、‐ 漢宜侯王洗 ‐ 両魚の中に、宜侯王大吉祥の6文字、

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社、
―現代の書と書教育― p.246.247、昨日のつづき
、、、それに対して、こどもの自発的な創造性、いいかえると、彼らの生命的な感動を率直に表現せしめようと意図する書教育の立場は、その限りにおいてこれと一面相通じるものを含んではいるが、しかし子供の生は、未だいかなる分裂も懐疑も絶望も経験してはいない。だから、ひとしく純粋端的なる生命的真実の表現としての美を求め、その限りでは相通じるものを潜めているとはいえ、一方は、あらゆる否定を体験し尽くして分裂の底なる統一に至ろうとするに反して、他方は、未だ否定を体験しない分裂依然の、生まれながらの統一をそのまま生きようとする点において、両者の美の内容には、根本的な区別をはらんでいるのである。、、、とある(1956年・井島勉氏)、つづく、、、

書教育の立場、美の内容の区別をいう(1956年)、今(2013年)は・・・

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