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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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書の美学と書教育

下図、作品磨きを開始、サンドペーパー400まだまだ、320もまだダメ、240ダメ、120で1時間みがき、ダメ!傷がとれない!80番でどうにか、、、というこの作品の磨き!!!80が終わると10000までの逆磨きだ!!!よし!頑張う!!!作品タイトル「HOPE」!
510.JPG
 昭和三十一年・初版「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―書教育に含まれるもの―
、、、必然的に、かかる特殊な事実を成立せしめようとした独自の意思もしくは本質と、それが実現するために必要な素材とが要求されるはずであるが、両者の機能は決して同一であるのでなく、むしろはたらくものと、そのはたらきがおこなわれる場所との関係にあることを考えなければならぬ。造形性と文字性とは、まさにそのような関係にあるのであって、また文字性と文学性とは、直接の必然的関係にあるが、造形性と文学性とのつながりは、間接的であるにすぎない。更にまた、書という一つの事実が置かれる環境にしたがって、さまざまな効用を発揮することも考えられ、ときにはこの効用がめざす目的から、逆に書の姿がいろいろと限定されることもありうるけれども、書という独自の自律的世界が考察の中心に置かれる場合には、それはあくまでも本質と応用の関係にあるのであって、もしも応用の面から本質の真相をゆがめるようなことがあれば、本末顛倒のそしりを免れないであろう。書に含まれる社会的要素の中には装飾や広告などのごとき応用部門に属する契機が少なくないのである。 、、、つづく

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