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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、篆書は丸い打紐・細引を紙の上に張りつけた様なもので、出来ないことではあるけれども、出来ればその断面は丸いのである、、、

―魚―
 
:魚戲: 145‐「魚戲硯」‐沈氏硯林‐巻四‐昭和五六年発行‐二玄社
表面‐「
魚戲」、裏面‐風露如含太液池.文心細似(藕)中絲.近時(女+蘭)寫鴛鴦字.但艸西窓聽雨詩。石友作。碩昌書。-蘭千山館名硯目録‐國立故宮博物館‐p.398‐呉碩昌・名俊卿・以字行・另字倉石・別號老缶、缶廬、苦鐡、大聾。‐石友・沈汝瑾(小傳見九二)之號。蓋此硯亦屬沈氏研林之藏。-
魚戲新荷動:ウヲタハムレテシンカウゴク:池の魚がたはむれて、新らしく生じた蓮の葉がゆれうごく。‐p.710‐大漢和辞典‐巻十二‐諸橋轍次著‐大修館書店

・會津八一書論集‐1983年13版発行‐編者.長島健‐二玄社‐p.232、、、呉昌碩は周の石鼓文を最も愛してゐたのであるから、同じく書道的傾向といふても画の中の線は大分違ふ。元来隷書といふものは線が平たい。扁平である。即ち真田紐を紙の上に張りつけた様である。篆書は丸い打紐・細引を紙の上に張りつけた様なもので、出来ないことではあるけれども、出来ればその断面は丸いのである。趙之謙は秦時代の篆書も書いたが、呉昌碩が周の石鼓文を書いたほどに丸くない、、、と秋艸道人はいふ

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