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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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、、、古人の糟粕を嘗めずして蔚然として別に家法を創め一世を風靡せられたのである、、、

―「魚」字― 
~甲骨~
・校正甲骨文編・藝文印書館印行・中華民國六十三年十月再版
・巻一一・一四 ‐魚1374‐

、、、眞に善い書を作るといふ事は難かしい、何んとなれば學べば學ぶ程目が見えてくるからである、これ程奥行のある面白い藝術は他にあるまいと思ふと天来は云ふ、、、」
昭和十三年發行 天來翁書話

 ‐ 鳴鶴先生追相談 ‐ 
.292.293
、、、先生は鄭道昭及び孫過庭に於ける千歳の知己と謂はねばならぬ。先生の隷書は、漢隷と趣を異にして居るやうに謂う人もあるが、其れは羊毛の長鋒筆を用ゐ囘腕法に依つて書かれたからである。之が爲に筆意の上に一種云ふべからざる美點を發揮し、古人の糟粕を嘗めずして蔚然として別に家法を創め一世を風靡せられたのである
、、、(大正十一年) 藝術・書を語る天来先生。

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