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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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しからば、書の独特の芸術性とはいかなるものであろうか。

―魚―
下図、「字統」 白川静 平凡社 ・ 一九八四年初版第五刷発行
魚 ギョ・うお p.185、
、、、魚は婦人の象徴とされ、婦人の用いる盤には多く魚文を加え、結婚の祝頌詩の発想には釣魚の興をとり、棄婦の詩には必ずその梁笱りょうこう(やな)のことをいい、妻を失った老夫は鰥(かん)、すなわち魚に涙をそそぐ形で示される。-とある

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代における日本の書の動向について― (パリにおける講演要旨)
p.260、昨日のつづき
、、、もとより書家が抽象絵画を書くことは自由であるし、また、一面よいことでもある。またそのような書家の作品を純然たる抽象絵画として受けとることも可能であり、正しいことである。しかしそれだからといって、書という芸術が滅び去ることはないし、書の独特の芸術的性格がまったく無意味となるわけではない。なぜならば、文字を書くということを人間生活から抹殺することはできないし、筆や墨、紙のかもしだす独特の美しさを無視することはできないからである。しからば、書の独特の芸術性とはいかなるものであろうか。・・・(1956年・井島勉氏)、

しからば、書の独特の芸術性とは、、、という1956年・今・2014年

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