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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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強さ、力、量、奥行などをこの書から感ずるところは、私も諸君も同様だろう。

―魚―
下図、 書道全集 第廿六巻 平凡社 ・ 昭和七年 發行
寫眞版 圖版頁九、「漢 長宜子孫洗」
書道全集 第廿六巻、解説 p.7、
漢 長宜子孫洗
 漢人は器の銘に富貴昌宜侯とか、君宜子孫とかなど、種々と吉祥の文字を用ゐ、鏡の銘などには、位至三公君宜高官などの頌辭すらある。從って同じく洗であつても、その款の字によつて或は富昌洗、富貴昌洗、宜子孫洗、大吉羊洗などゝ呼ばれ又兩旁に魚を圖しなどしてあるのは、之を雙魚何何洗などゝも呼んでゐる。(藤原楚水) 

昭和三十一年「書の美学と書教育」 井島勉・墨美社
―現代における日本の書の動向について― (パリにおける講演要旨)
p.260、昨日のつづき
、、、巻き起る雲、あるいは押さえつける雲、いうべくんば原子雲、それに寄せる異常な力の意識―怒りをこめた―。ここには更にもう一つの事情も潜んでいる。たとえばこの「破」と題する書がある。強さ、力、量、奥行などをこの書から感ずるところは、私も諸君も同様だろう。すなわちたんなるフォルムとしてながめた場合も、東洋人であろうが、西洋人であろうが、各人の感ずるところになんらの相違はない。・・・(1956年・井島勉氏)、

強さ、力、量、奥行など‐各人の感ずる‐という、1956年、、、今・2014年

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