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立体象書研究会事務局日記

一般社団法人立体象書研究会のホームページをご覧になっている方々からのご要望にお応えすることになりました。書はもともと難しいものとは思うけれど、立体象書研究会の考えていることが、わかりやすく、楽しく知ることができるページができたらいいね!このような要望が事務局によせられています。 -難しいことを、わかりやすく楽しく考える- そんなページができたらいいな、3次元の世界をわかってもらえるとうれしいな。そんなページを思い描きながら、事務局ブログにとりくみたいと思います。

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漢代、肉筆資料

下図、左は中国歴史博物館・中国通史陳列‐p.56、、、3-8-6銀雀山「孫子兵法」竹簡、1972年山東省臨沂銀雀山にある漢代の1号墓から出土 竹簡の長さ27.6センチ、字は隷書で墨で書かれ、一つの竹簡の字数は同じでなく、平均35字前後である。前漢の文帝、景帝から武帝初期にかけて書いたものである。、、、とある。  ―この竹簡によって、初めて孫臏(そんぴん)の書の内容が世に知られたという、きわめて貴重な品である―、、、篆書から隷書への過渡期を表している書、、、の頁、
右は昭和三十年発行・木簡集英(上)・墨美出版社、写真は原寸の七割の拡大とある、
527.JPG

中国通史陳列は、甲骨文~金文~竹簡の頁になりました、
昨日まで3回にわたり掲載した、―手本の問題― 藤田経世氏の、ひらがなの多い文中、、、
、、、「手本」、「便宜」、「手段」、「標準」、「学校」、「形式的」、「根本的な規則」、「第一に適用」、「常識」、「基盤」、「不可能」、「習字」、「視野」という漢字のならぶ箇所がある、、、

、、、また、手本が単なる便宜、あるいは手段にすぎないことを、あきらかにしていないため、とんでもないはきちがいが、おこってきている。たとえば、書に対して、かくべつ関心をもたないひとが、書をみるときの標準は、学校でならった手本のすがたである。しかも、ごくすえのすえの、形式的なことがらが、いちばん根本的な規則として、第一に適用される。字の大きさが不ぞろいであるとか、行がまがっているとかすると、もうそれだけで、その書はだめなのだと、きめられてしまう。
 このような常識が、くつがえされないかぎり、ほんすじの書が、民衆のなかに基盤をもつことは、とうてい不可能である。さらに、習字のけいこをしたようなひとでも、あたえられた手本からぬけだして、ひろい視野をもつところまでは、なかなかす すんでゆかない。、、、(1957年)

2013年、現在の「書」をかえよう!!!
、、、学校でならった手本、ごくすえのすえの形式的なことがらが、いちばん根本的な規準として、第一に適用される、、という、50年前の「書」とはかえよう!!!あたえられた手本からぬけだして、「書」に、ひろい視野をもとう!!!


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